キッチンカーは開業資金が少なくても始められます。それでも、準備はとても大変です。

まずは自分が売りたいものが何なのか、その商品がキッチンカーに適しているかを考えましょう。

お店のコンセプトを明確にして、やりたいという気持ちを具体的なプランを立てることが、準備期間を乗り切る原動力になると言ってもいいと思います。

最近は、実店舗と比べて経費を抑えてオープンできるということで、キッチンカーに参入する人が多くなりました。

お店のテーマや内装、外装、品揃えと独自のテイストを生かして、他店と差別化を図ったキッチンカーを良く見かけます。

また、キッチンカーの制作を専門的に行っているお店等がありますので、自身が考えたお店のテーマや雰囲気に合ったキッチンカーを制作することも可能です。

自分が開業する前に、様々な種類のキッチンカーの傾向をチェックしておきましょう。

キッチンカーの前身は屋台です。十数年前、屋台というと、暗い夜道のラーメン屋さんやおでん屋さんのリヤカーでした。

しかし、現在では、可愛い車のキッチンカーがオフィス街に登場したり、大きなキャンピングカーがショッピングセンターの敷地内に駐車して、ランチを調理販売しています。

キッチンカーはすっかり身近なものになりました。もちろん野外イベントやコンサート会場では、さまざまなフォード販売の車に行列ができています。

メニューもカレーライスやロコモコや丼など、しっかりとしたご飯物だったり、プリンやワッフルとスィーツも充実しています。

自家焙煎コーヒーやエスプレッソ、ビールやアルコール類を出す大人向けのお店もあります。

フードは調理済みのものを用意しているキッチンカーだけではありません。炒めたり焼いたりしながら販売しているキッチンカーもあります。

素材も地元産のものにこだわったり、手打ちのパスタを提供する店もあります。  

  

キッチンカーは個性を活かせる

キッチンカーで個性的なメニューといっても、人気店はひと味違います。素材や提供方法など、必ずどこかに工夫をしています。お店の個性になる工夫を考えていきましょう。

例えば、カレーライスをカップラーメンのような容器に入れて提供するスタイルを取っているオーナーのコンセプトは、カレーを歩きながら片手で持って食べられるようにするというものでした。

そのキッチンカーは、口コミで少しずつ顧客を増やしていき、メニューも少しずつ増やしていきました。

大阪名物の土手煮を参考にした牛すじカレーというものを発案するなど、お客様にも大好評のメニューも開発しました。

牛すじカレーはすじ肉を圧力鍋で煮込み、醤油やみりんを加えるという、土手煮とカレーを組み合わせた個性的な料理です。

また、別のオーナーは、調理メニューの素材にこだわりを見せました。

パンは天然酵母、国産小麦使用の地元のパン屋さんから焼き立てを入荷してもらってあり、卵には、オリゴ糖や海藻など10種類以上の素材をブレンドした餌を食べるという鶏が産む地元の卵を使っています。

メニューは変わったものはありませんが、安全性や地元産の食材にこだわっていることなどを、SNSで発信してています。

メニューの看板に表記するなどして、多くの人に理解してもらえるようにしています。

素材へのこだわりが自然と個性へつながっています。キッチンカーで支持を受けるものとして、オリジナリティ豊かでインパクトがあるものです。

価格の割にボリュームがたっぷりある、栄養のバランスに気遣い、安全性のあるものがいいようです。

もちろん、熱々のホカホカのできたての料理で、女性に支持を得ているメニューを調査していきましょう。